1月生まれの私は今月、JR四国の「バースデイきっぷ」を活用して、四国周遊旅行に行ってきました。この記事は四国周遊旅行の旅日記です。
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3日目の旅程
08:20 高知
<特急しまんと1号・中村行>
09:26 窪川
【窪川散策】
10:43 窪川
<予土線普通・宇和島行>
13:29 宇和島
【宇和島観光】
16:02 宇和島
<特急宇和海22号・松山行>
17:25 松山
【松山観光】
宿泊:ホテルアビスイン道後・松山
特急しまんと1号・中村行:08:20高知→09:26窪川
バースデイきっぷ最終日3日目は、特急しまんと1号でスタート。(写真が残っていなかった…)
高知駅から西へ約15分ほどの伊野駅(いの町)のあたりは雪が残っていました。高知は南国のイメージがありましたが、雪が降って、それが残ったりするんですね。
窪川駅の駅スタンプは、お遍路三十七番札所岩本寺がモデルでした。
窪川散策:バイクシェアで沈下橋へ
窪川駅から予土線に乗り換えますが、接続に1時間10分もあったので、どう時間を過ごそうか調べていたらレンタサイクルの情報を見つけたので、それを利用して近くの沈下橋に行きました。
しまんとシェアサイクル(ドコモバイクシェア)
窪川駅が立地する高知県四万十町は2022年8月からドコモバイクシェアを活用したレンタサイクルを始めたようです。以前からレンタサイクルは観光案内所でやっていたようですが、このようなスマホで無人で勝手に借りれるレンタサイクルは気軽に使えて嬉しいですね。
ちなみに、私は仙台市のDATE BIKE(ダテバイク)で登録した会員で、東京でもドコモバイクシェアを利用していましたが、その会員ではしまんとシェアサイクルは利用できませんでした。そのため、しまんとシェアサイクルに所属する会員を新規作成して利用しました。利用会員を限っているのでしょうか?ご利用の際はご注意ください。
▼しまんとシェアサイクル公式サイト
窪川駅から近い沈下橋「若井沈下橋」へ
窪川駅からシェアサイクルの電動自転車で片道約20分。若井駅のすぐ近くに若井沈下橋はあります。そこそこ飛ばしたので疲れましたが、窪川の町を見ながら行動できるのでレンタサイクルはいいですよね。
初めて沈下橋を見れたので、うれしかったです。やはり旅の魅力は現地での実感ですね。下の2枚目の写真は並行する若井大橋から撮った写真ですが、沈下橋の低さを実感しました。
若井沈下橋から窪川駅への復路は国道381号を走りましたが、大型車を含め交通量もそこそこあるので事故は怖いですね。一方、往路で通った鉄道沿いの道は交通量が少なかったですが、人通りも少なく寂しい。自動車のいない安全か、人が多い安心かで道を選ぶといいかもしれません。
予土線普通列車・宇和島行:10:43窪川駅→13:29宇和島駅
本日2番列車は予土線普通列車・宇和島行。単行1両は予想していましたが、ロングシートは残念でしたね…。四万十川沿いの景色が良いのだからクロスシートにしてもよいと思うけどなぁ。トイレなし車両で長時間運行なので、窪川駅では車内に荷物を置いた後に駅のトイレに行く人が多かったです。
途中の土佐中央駅では23分の長時間停車。フリーきっぷ(バースデイきっぷ)なので一応合法的に車両・駅舎の外に出ましたが、おそらくトイレ休憩も兼ねているでしょうし、途中下車できない乗車券でも降りることはできるんじゃないでしょうか。
趣のある駅舎と駅前に残る「”国鉄”土佐大正駅」の看板。味があります。また、土佐大正駅付近にもしまんとシェアサイクルがあるようです。古きも新しきもある駅でした。
土佐大正駅で離合した対応列車はしまんトロッコ車両を使った予土線普通列車。JR九州みたいな車両だなと思って調べたらデザイナーは水戸岡鋭治さんでした。やはり。
予土線の四万十川沿いの車窓では結構な数の沈下橋が見えました。下車して現地に行けないのは残念ですが、またの機会ですね。次は車かな。
大きい宇和島駅
窪川駅から予土線に揺られて約2時間40分で宇和島駅に到着。宇和島駅大きいですね。駅上にホテルがあって、とても立派な駅に感じます。
宇和島観光
宇和島は何年も前から来てみたかった町で、その理由は宇和島伊達藩。私は宮城県仙台市に縁があって、宇和島伊達藩の存在を知ってからいつか訪れたいなと思っていました。今回は2時間半ほどしか滞在時間を取れなかったので、宇和島伊達藩の足跡巡りがメインです。
宇和島城へ
JR宇和島駅から宇和島城へは歩きました。レンタサイクルが駅前になく、少し歩かないといけないので、それくらいなら全部徒歩でいいやと思った次第。途中通ったアーケード商店街は、明るくきれいでお店も開いていましたが、人通りは少なかったですね。
宇和島城へは商店街近くの登城口から登って登って天守閣へ。宇和島城の天守閣も現存12天守の一つです。結構歩いた。リュックサックを駅に置いてくればよかったなと思いました。
山城の宇和島城の天守閣からの景色は最高でした。特に海側がきれい。現代でこそ、空港や高速鉄道から遠く、県都松山や首都東京へは時間がかかる宇和島ですが、江戸時代までの近世は海運が主流だったわけですし、藩都だった宇和島はいい立地だったんでしょうね。三方を山に囲まれて防御にも優れていそうです。
宇和島市立伊達博物館
宇和島城から降りて宇和島市立伊達博物館へ。宇和島伊達家についての博物館ですが、満足感はちょっと微妙。もっと宇和島地域の歴史も学びたかった。博物館の建て替えリニューアルが予定されているようなので、将来に期待します。
道の駅うわじま きさいや広場
伊達博物館から歩いて道の駅うわじま きさいや広場へ。バスに乗りたかったけどちょうどいいものが無かったです。宇和島なら主要観光地を巡る周遊バスとかあってもよさそうですが、車社会に負けてしまいますかね。
地元の農林水産品やフードコート、お土産どれも充実していて、店内をまわるとわくわくしてきます。帰りの特急車内で食べるおつまみを買いました。道の駅から宇和島駅へはバスで移動。
特急宇和海22号・松山行:16:02宇和島駅→17:25松山駅
宇和島駅からの列車は特急宇和海22号・松山行。今回のバースデイきっぷ旅行の最終列車です。名残惜しい。この列車の松山方はN2000系、宇和島方は2000系で合ってますかね?今回初めて乗りました。
天気は良くないものの車窓には大洲城が見えました。今回通過した伊予大洲や八幡浜も観光したいので、今度は「伊予灘ものがたり」を利用してこの地域を訪れたいです。
松山駅到着
初日以来の松山駅に到着。バースデイきっぷ旅行は松山駅に始まり、松山駅で終わりました。
松山駅からは伊予鉄の路面電車で市街地へ。ホテルにチェックインして、道後温泉へ向かいます。
道後温泉へ
路面電車で道後温泉へ。道後温泉駅はモダンな感じ。門司港駅を思い出しました。
道後温泉に来たのだからやっぱ本館でしょと思い向かいましたが、本日の整理券は配布終了したとのこと。係員さん曰く、朝5時から並んでる人もいて、土休日の整理券は1日分すぐに配布終了する、と。ものすごい争奪戦。
道後温泉の別館鶴の湯に行きましたが、ここは整理券は配っており、約30分待って入浴できました。鶴の湯横の飛鳥乃湯泉は1時間半待ちでした。泉質は同じでしょうし、鶴の湯がおすすめかもですね。
バースデイきっぷ旅行終了
松山空港についてから、愛媛・香川・徳島・高知の四国全県を周遊できた今回の旅。温泉巡り・お城巡り・博物館巡り・グルメ巡りととても充実した三日間でした。
バースデイきっぷの9,680円に対し、正規料金では25,420円(1日目:6,120円、2日目:12,030円、3日目:7,270円)分ほど乗りました。超お得な切符でした!
四国の楽しさ素敵さを実感でき、次行きたい場所もたくさんありますので、また四国に行きたいと思います。
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