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【2023年1月解約済】米国ドル建終身保険15年払込

【2023年1月解約済】米国ドル建終身保険15年払込 資産形成

2020年4月ごろに加入していた「米国ドル建終身保険15年払込」という貯蓄型終身保険ですが、2023年1月をもって解約しました。投資は投資、保険は保険と分けようと思ったことがきっかけです。この記事では自分の考えの整理となります。

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米国ドル建終身保険を解約した理由(2023年1月現在)

米国ドル建終身保険15年払込を解約した理由は、投資は投資、保険は保険と分けようと思ったためです。解約に伴い、損はしています。総掛け金が約40万円、解約払戻金が約18万円。ぼったくり高い保険に入っていた勉強料ととらえ、解約払戻金はちゃんとNISAでの投資に回します。

私が契約していた米国ドル建終身保険は、23歳から60歳まで37年間運用で、計算してみたら年利1.32%でした(これは個人の契約に拠るかと思います)。これだったらまだ20代健康体で生命保険も安いので、安い掛け捨て保険に加入して、積み立て投資額を増やしたほうがいいでしょう。

一般に安定運用とされている年利3%で、当該保険を解約した今月から同額を60歳まで運用すると、運用総額は約300万円違いました。ある程度資産が貯まれば生命保険もいりませんし、必要であれば掛け捨て保険を続ければいいだけです。

投資は投資、保険は保険と分けることで資金拘束を受けず、機動的に動けることがうれしいですね。

米国ドル建終身保険を契約した理由(2020年4月当時)

上記でマイナスなことを書いてしまっていますが、契約当時は良いものだと思っていましたし、人によっては米国ドル建終身保険による安定運用は魅力でしょう。

米国債で運用する米ドル建の貯蓄型保険ですから、何も考えず、終身保険(生命保険)&資産運用を両立でき、将来は必ず拠出額を解約払戻金が超える保険です。

私の契約では、15年後(38歳)には拠出が終了し、21年後(44歳)には拠出額を解約払戻金が超える予定でした。37年後(60歳)には約90万円利益が出ている計算です。

15年間で終身保険への払い込みが終わること、将来は必ず解約払戻金プラスとなることは、「極力何も考えたくない」「安定第一」を重視する人にはメリットかもしれません。

また、米ドルでの資産になりますから、日本円との分散投資になり、そういう意味でもリスクに備えるものになりますね。(代わりに為替リスクをとることになりますが。)

当該保険の中身

私の契約は主に以下のような内容でした(細かいところは省きます)。

■保険名  :米国ドル建終身保険15年払込
■死亡保険金:50,000ドル(円受け取り可)
■保険期間 :終身
■保険料  :97.00ドル(円払い)

保険料支払額と解約払戻金の推移を表すと以下の図のようになります。15年後(38歳)には拠出が終了し、21年後(44歳)には拠出額を解約払戻金が超える予定でした。37年後(60歳)には約90万円利益が出ている計算です。

米国ドル建終身保険15年払込【2023年1月解約済】
米国ドル建終身保険15年払込(1ドル110円計算)(私の場合)

良いと思った点

この保険は確定利率での運用が約束されていましたから、何も考えず利益が出る点、15年で保険料の払い込みが終わり、それ以後は保険料なしに死亡保険金5万ドル(約500万円)の保険を持てることが良いと思った点です。

マイナス要因

一方、プラスになるといっても、それは”解約払戻金”であって、解約すると終身保険もなくなるわけですから、収支プラスになってから解約しても、利益は少なく、死亡保険金の代わりになるような資産は築けていない。いろいろ勉強するにつれて、これは微妙だなと。

しかも”貯蓄型”なのに、21年後までマイナスというのも、なんか嫌だなと。資金拘束を受け、将来のリターンもあまり大きくないのか、と考え始めると解約してNISAで運用したいという気持ちが強くなり、2023年1月に解約しました。

以下に楽天証券のNISAシミュレーション(https://www.rakuten-sec.co.jp/web/fund/smartphone/saving/simulation/)で作成したグラフを載せました。同じ拠出額で、保険と同じく37歳まで安定運用(年利3%)した場合の見込み運用金額となります。

もちろん投資なので、プラスもマイナスもあるのは承知しておりますが、これと上記保険のグラフを比較すると、保険よりNISAで運用したほうが良いかなと思えちゃいますよね。

米国ドル建終身保険15年払込【2023年1月解約済】_NISAと比較
楽天証券NISAシミュレーションより(https://www.rakuten-sec.co.jp/web/fund/smartphone/saving/simulation/)

振り返り

契約当時は、保険商品のメリットに納得して契約しましたが、NISA含め資産運用についてしっかり勉強し始めると、あまりいい保険でないとわかり、解約しました。当時を後悔する気持ちが無いわけでもないですが、解約払戻金を受け取り銀行残高も増えましたので、それを元手にNISAを積み立てでしっかり運用します。

今後も自分にとってのお金の価値、気質に合った資産運用を勉強して実践していこうと思います。

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